3Kカスタムブログ_20241005

ハンダを使用した穴埋め板金に挑戦



今回はカスタムベースは経年劣化によるサビもひどくボディの補修には時間をかけました
真鍮や銅のメッシュシートを使ってハンダで板金をするという方法を採用しました
あまり大きな補修にはむいていませんがこの程度の補修であれば十分強度も出ます
ハンダで穴埋めした後、削って平らにして凹凸はパテで埋めてボディを形成しました
上記のような補修以外にも、アンテナを移設した際に出来た穴埋め(スムージング)などにも使える手法です
車にハンダで穴埋めをする手順は、次のとおりです
①サンドペーパーで接合部の汚れを落とす
②フラックスを塗る
③ハンダごてで接合部を温める
④接合部にハンダを送りながらハンダこてを移動させるながらメッシュにハンダを落としていく
⑤接合部が固まったら、接合部を水やアルコールで洗浄する
⑥ハンダの盛り上がりを削って大まかに平らにする
⑦パテでの形成が必要な場合は、パテを使用してより平らにしていく
⑧不要なパテを削り脱脂して次のステップの塗装に向けた準備をする
※ハンダ付けを成功させるコツは、熱を一気に与えることです
ハンダごてを鉛筆と同じように持つことで、こて先を寝かせてうまく基盤に当てることができます
※ハンダ付けの適正温度は、鉛フリーハンダでは350℃、鉛入り(共晶ハンダ)では330℃です
ハンダ材の融点+100~150℃にこて先温度を設定するのが良いでしょう
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